歴史的な偉大な解剖学書
[図230]左の側頭骨 下から見る(1/1)
*後頭骨の頚静脈突起と結合する面.
[図231]左の側頭骨 前から見る(1/1)
乳突部の中には乳突洞Antrum mastoideumという鼓室に通じる空洞があり,その続きは小腔洞が見事な扇状の集団をなして乳突蜂巣Cellulae mastoideaeとなっている.乳突蜂巣は本質的には篩骨洞と全く一致するものである(図232, 233).乳突蜂巣の発達の程度は実にさまざまである(Silbiger, H., Acta anat.11. Bd.,1950)
錐体部の諸管
1. 錐体部の管の内で最も太いのは頚動脈管Canalis caroticusである(図230, 231).
最終更新日13/02/03