Band1.305   

[図434] 脊柱と骨盤右半とを結ぶ靱帯 後面(7/12)

間接的な補強靱帯としては,腸腰靱帯Lig. iliolumbale,仙棘靱帯Lig. sacrospinale,仙結節靱帯Lig. sacrotuberaleがある.

 前仙腸靱帯Ligg. sacroilica ventraliaは関節包の骨盤がわを被っており,多くのばあい.特に強く発達してはいない.これは仙骨の前面から起って腸骨につく.長後仙腸靱帯Lig. sacroilicum dorsale longum(図434)は第3および第4仙椎の高さで仙骨の縁から起って,急な角度で上行して上後腸骨棘につく.この靱帯は幅1cmぐらいである.その外側縁は仙結節靱帯が上方で放散する部分と合し,内側縁は腰背筋膜と結合している.

S.305   

最終更新日13/02/03

 

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