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第3に乳頭筋Mm. papillares, Warxenmuskelnをあげることができる.これは数が少ないが特別な意味をもつものである.その基部は心室壁と合している.乳頭筋の先端から細い腱様の索,すなわち腱索Chordae tendineae, Sehnenfädenが出て房室弁の帆に固着している(図623, 625).

[図618] 心臓 前面すなわち胸肋面Facies sternocostalis(5/6) この心臓の向きは体内における自然のものではない.

 左右の心室はそれぞれ2つの口をもっており,そのうちの1つは心室をその側の心房につなぐもので房室口Ostium venosum (atrioventriculare)といい, それに対していま1つは心室から出てゆく動脈に向かっているもので動脈口Ostium arteriosumという(図617, 621).

 これら4つの口にはそれぞれ弁装置があることが著しい.

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最終更新日13/02/03

 

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