Rauber Kopsch Band2. 062   

2. 舌骨咽頭筋M. hyopharyngicus, mittlerer Schlundschnitrer(中咽頭収縮筋). これは前者よりいっそうつよく発達していて,舌骨の大角からおこる大角咽頭部Pars ceratopharyngicaと小角からの小角咽頭部pars chondropharyngicaおよび茎突舌骨靱帯からおこる部分がある.中部の線維は横走しており,その上方につづく線維は次第に鋭い傾斜をなして上方にすすみ,そのさい頭咽頭筋を被って,しばしば頭蓋底まで達している.下部の線維は下方にすすみ,そのとき喉頭咽頭筋によって外から被われる(図85).

 この筋と次に述べる頭咽頭筋のあいだを茎突咽頭筋と舌咽神経がとおる(図76, 85).

3. 頭咽頭筋M. cephalopharyngicus, oberer Schlerndschnürer(上咽頭収縮筋). これには翼状突起の内側板の下部から翼突鈎にかけておこる翼突暇頭部Pars pterygopharynica,頬咽頭縫線からの頬咽頭部Pars bucipharyngica,下顎骨の顎舌骨筋線からおこる顎咽頭部Pars mylohyoidea, 横舌筋の系統につづいている舌咽頭部Pars glossopharyngicaがある.

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最終更新日13/02/03

 

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