歴史的な偉大な解剖学書
a)内側のものは鼻中隔の粘膜の上部に広がり,その小さい節骨の正中板にある溝のなかを走っている.
b)外側のものは上鼻甲介と中鼻甲介の粘膜に達する(図516).(感覚上皮におけるその起始については感覚器の項を参照せよ.)
[図511]頭蓋腔内の諸構造の位置Situs cavi cranii. (4/5)
終神経ははなはだ細い1本の神経で,嗅球の後方から発し,篩板の孔の1つを通って,鼻腔のなかで広がっている.おそらくこれは受容性の神経と思われる.それは
この神経が双極神経細胞をふくむ1つの神経節をもっているからである(372頁をも参照のこと).
最終更新日13/02/03