歴史的な偉大な解剖学書
耳甲介が2つの部分で高まっているために,そのあいだにあるへこみが耳輪脚溝Sulcus cruris helicisとよばれる.その位置が耳輪脚のところに当るからである.
耳輪の初まりの部分と外耳道軟骨の後壁とのあいだに1つの深いきれこみがある.これが[耳の]分界切痕Incisura terminalis aurisである.この切痕の底と珠間切痕の底のあいだに耳軟骨の峡tsthmusがある.耳軟骨のうちで耳珠にあたる部分は耳珠板Lamina tragiとよばれ,これはもう外耳道軟骨に属する.
[図672]左の耳の外耳道軟骨 前から(9/10)
最終更新日13/02/03