Rauber Kopsch Band2.639   

耳甲介が2つの部分で高まっているために,そのあいだにあるへこみが耳輪脚溝Sulcus cruris helicisとよばれる.その位置が耳輪脚のところに当るからである.

 耳輪の初まりの部分と外耳道軟骨の後壁とのあいだに1つの深いきれこみがある.これが[耳の]分界切痕Incisura terminalis aurisである.この切痕の底と珠間切痕の底のあいだに耳軟骨のtsthmusがある.耳軟骨のうちで耳珠にあたる部分は耳珠板Lamina tragiとよばれ,これはもう外耳道軟骨に属する.

[図670, 671]左の耳の耳介軟骨(9/10)

 図670は内(前)面, 図671は外(後)面

[図672]左の耳の外耳道軟骨 前から(9/10)

S.639   

最終更新日13/02/03

 

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