Rauber Kopsch Band2.689   

 指先の掌側の皮膚小稜群すなわち指端触覚小球は多くはTastrosette(触覚・ゼッテ)という名で最も古くから知られてきた.Purkinjeはこれに次の9型を区別したのである:Striae transversae(横紋),Stria centralis(中心紋),Stria obliqua(斜紋),Sinus obliquus(斜蹄状紋),Amygdala(扁桃紋),Spirula(渦状紋),Ellipsis(楕円紋),Circulus(輪状紋),Vortex duplicatus(二重渦状紋) (図726).

 しかしこれらの型のうちいくつかは似かよっているので,次の5つを主要型としてあげることができる:Querleisten(横紋),Längsbogen(縦弓),Längsstreifen(縦条),Kreis(輪),Wirbel(渦).

[図724]手の掌側面の皮膚小稜と皮膚小溝

あるヒトの左手からうつしとったもの(9/10)

S.689   

最終更新日13/02/03

 

ページのトップへ戻る