歴史的な偉大な解剖学書
[図337]骨盤筋膜の後部 骨盤後壁の前面,23才の少女.(H. Luschka)
a 内腸骨動脈;
b 内腸骨静脈;
c 仙骨神経叢,前2者とともに少しく前方に引っぱってある.** 骨盤筋膜;d 大坐骨切痕の高さにおける骨盤筋膜の凹縁;I~V腱性の起始尖頭,これらはたがいにつながっている.穴のなかには交感神経の仙骨神経節演ある;e 第1の起始尖頭の分れで,これは静脈の外膜に移行している.下方ではこの筋膜は前仙尾靱帯(f)と合している.そこでは筋膜が靱帯から趣きはがしてある.靱帯のそばには前仙尾筋(g, g)がある;
h 中仙骨静脈;
i 尾動脈;
k 尾動脈糸球,尾骨の尖端の後方には前方を開いた尾骨筋嚢(I)がある.
(Sitz.-Ber. d. k. Akad. d. W., math. naturw. Kl., Bd, 35,1859. )
最終更新日13/02/03