487_02【Ulnar styloid process; Styloid process of ulna茎状突起(尺骨の) Processus styloideus ulnae】 Peglike process on the distal end of the ulna. Site of attachment for the articular disc of the distal radioulnar joint and the ulnar collateral ligament. →(尺骨の下端の内側端から下方に細い茎状突起が突出する。)
487_03【Dorsal intercarpal ligaments背側手根間靱帯 Ligamenta intercarpalia dorsalia】 Bands on the dorsum of the wrist between the proximal and distal rows of carpal bones. They originate on the triquetrum. →(背側手根間靱帯は関節包深層にあり、手根骨の背面を連結する小靱帯である。しかし、舟状骨から大・小菱形骨に行く線維束、舟状骨から有頭骨頭を越えて三角骨に行く線維束(背側手根弓状靱帯[JNA])は長い。)
487_04【Fifth metacarpal bone; 5th metacarpal bone第5中手骨 Os metacarpale V】 →()
487_05【Dorsal interosseous muscles of hand背側骨間筋(手の) Musculi interossei dorsales manus】 o: Two-headed muscle arising from the metacarpal bones, i: Dorsal aponeurosis of proximal phalanges. Flexion of metacarpophalangeal joint, extension of interphalangeal joints. I: Ulnar nerve. →(掌側骨間筋は、それぞれ2頭が2つの中手骨の相対する面で起こり、第2、第3および第4指の指背腱膜に放散する。2個の背側骨間筋が第3指に付く。背側の腱は第2指では橈側から、第4指では橈側から指背腱膜に入る。)
487_06【Extensor digitorum tendons; Tendon of extensor digitorum muscle総指伸筋腱;指伸筋腱 Tendo musculus extensor digitorum communis】 →()
487_07【Proximal phalanx of hand基節骨(手の) Phalanx proximalis manus】 Proximal bone of a finger. →(基節骨は掌側は平らで、手背側は横方向に凸をなし、屈筋の線維性腱鞘が付着するためのとがった粗な角をもっている。基節骨には体があり、遠位には頭、近位には底がある。頭はまた頭の関節面は滑車状になっている(滑車ともいわれる)。底には横長の卵円形のくぼんだ関節面があり、中手骨と関節でもって連結している。基節骨は第3指のものが最もながい。)
487_08【Radius橈骨 Radius】 One of the two bones of the forearm. It is lateral to the ulna. →(橈骨は前前腕の2本の骨のうち、外側の短い方にある長管状骨(男約22cm、女約20cm)で、上端と下端で前腕の内側(尺側または小指側)にある尺骨と関節する。下端は上端に比して著しく大きい。上端には円盤状の橈骨頭があり、円板の外周にあたる部分は尺骨の橈骨切痕と橈骨輪状靱帯に接する。また、橈骨頭の上面は浅いくぼみになっており(橈骨頭窩)、上腕骨の小頭と関節をつくる。橈骨頭のすぐ下で橈骨体に移行する部分は急に細くなってなってくびれており、橈骨頚という。橈骨体は上端を除く大部分が三角柱状で、全体として外側に弓形にまたがっており、前後および外側の3面と前後および内側の3縁が区別される。内側縁は他の2縁と異なり鋭い稜線になっており、骨間縁とよばれる。この縁と尺骨の同名縁との間には前腕骨間膜が張っている。橈骨頚のすぐ下で橈骨体の前内側には卵円形にもり上がった橈骨粗面があり、上腕二頭筋の腱が停止する。また、外側面には回内筋の停止する粗面(回内筋粗面)がある。橈骨下端の外側面には茎状突起という下方に伸びる突起があり、内側面には三角形の関節面をもった尺骨切痕があり、尺骨の関節環状面と関節をつくる。また、後面には3~4個の縦に走る溝がある。橈骨下端の下面にあるくぼみは手根関節面で中央にある弱い隆線によって内外二つの関節面に分けられている。内側の関節面には月状骨が、外側のものには舟状骨が接している。語源Radiusは一点から放散する光り、放線、転じて車輪の幅(スポーク)を意味し、この骨の形が幅に似ているところから命名された。また橈は、かい、オールを意味する。)
487_09【Radial styloid process; Styloid process of radius茎状突起(橈骨の) Processus styloideus radii】 Projection from the lateral surface of the distal end of the radius. →(橈骨の下端部では、まずその外側面には魚の口先のような茎状突起が下方に延び出している。橈骨の茎状突起は尺骨の茎状突起より約1横指(約2cm)遠位側にある。)