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- 912_00【Mandibular nerve; Mandibular division of trigeminal nerve [Vc; V3]下顎神経[三叉神経第3枝] Nervus mandibularis [Vc; V3]】 Third division of the trigeminal nerve that passes through the foramen ovale into the infratemporal fossa. It contains sensory fibers and motor fibers for the muscles of mastication.
→(三叉神経節からの感覚線維と運動根が卵円孔で結合してできる三叉神経の第三枝で最も太く、この神経は三叉神経節から出てただちに蝶形骨大翼の卵円孔を通って側頭下窩に出て硬膜、咀嚼筋、頬粘膜、耳介、外耳道付近その他へ枝を与えた後、舌神経、下歯槽神経の2終枝に分かれる。)
- 912_01【Posterior deep temporal nerve後深側頭神経 Nervus temporalis profunda posterior】
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- 912_01a【Deep temporal nerves; Anterior and posterior deep temporal nerves深側頭神経;前および後深側頭枝(三叉神経の) Nervi temporales profundi】 Motor branches passing from inferior to the temporal muscle.
→(前後の2枝があって、外側翼突筋の内側を下顎骨に接しながら上方に走り、側頭筋に分布する。)
- 912_02【Temporalis muscle; Temporal muscle側頭筋 Musculus temporalis】 o:Inferior temporal line, infratemporal crest, temporal fascia [temporal fossa], i: Its fibers converge at the coronoid process and continue inferiorly to the level of the occlusal plane and near the pterygomandibular raphe. It raises and retracts the mandible, and fixes the pharynx during swallowing. I: Mandibular nerve.
→(側頭筋は扇状になって側頭窩および側頭筋膜から起始する。筋線維は収斂して、頑丈な腱をもって下顎骨筋突起に付着する。付着腱は上方へ伸びて筋肉内にまで達する。側頭筋は頬骨弓下を通過して、その付着部に達する。その筋線維がかなりの長さであるので、筋はかなりの収縮可能性を有するし、かつ純粋な“咬むための筋”である。歯をかみ合わせると、側頭筋の収縮を耳介の上方で触れることができる。側頭部をコメカミというのは、コメをカムときに動くからである。)
- 912_03【Lateral pterygoid muscle外側翼突筋 Musculus pterygoideus lateralis; Musculus pterygoideus externus】 o: Lateral surface of lateral plate of pterygoid process and inferior surface of greater wing of sphenoid, i: Two-headed (variant: three-headed) at disco-capsular system of temporomandibular joint and pterygoid fovea. I: Mandibular nerve.
→(外側翼突筋は2頭からなる。上頭は蝶形骨大翼の下面から起こる。下頭は蝶形骨翼状突起外側板に起始する。下頭は側頭下窩を通過して、下顎骨関節突起(翼突筋窩に)停止し、上頭もまた関節円板および関節包に付着する。三叉神経の下顎神経の外側翼突筋神経より支配を受ける。作用として下顎骨を引く。片側が働けば下顎骨前部は対側に働く。)
- 912_04【Auriculotemporal nerve耳介側頭神経 Nervus auriculotemporalis】 Nerve usually encircling the middle meningeal artery. It sends a small branch to the temporomandibular joint and then ascends between the ear and superficial temporal artery to the skin of the temple.
→(中硬膜動脈を間にはさむ2根をもって始まり、下顎骨の関節突起の内側を通って後に向い、つぎに弓状をえがいて外上方に曲がり、耳下腺の下で浅側頭動脈の後側に達し、つぎに多くの枝に分かれて耳介前側および側頭部の皮膚に分布する。)
- 912_05【External acoustic meatus; External auditory meatus外耳道 Meatus acusticus externus】
→(外耳道は側頭骨の鼓室部を耳介から鼓膜へ至る通路で骨性部分。軟骨性外耳道からなる。)
- 912_06【Nerve to external acoustic meatus外耳道神経 Nervus meatus acustici externi】 Usually two small branches that supply the skin of the external acoustic meatus.
→(外耳道の皮膚に分布し、その鼓膜枝は鼓膜外面に至る。)
- 912_07【Mastoid process乳様突起;乳突隆起 Processus mastoideus】 Projection behind the external acoustic meatus that contains the mastoid cells.
→(乳突部の大部分は、下前方に向かって突出する大きい乳様突起で占められる。その表面は胸鎖乳突筋の着くところで粗である。乳様突起の内部は成人では大部分、多数の小さい乳突蜂巣で占められる。これは生後に乳様突起の発育に伴って拡がるもので、その拡がりは個体によりかなりまちまちであり、錐体の方にもおよぶ。乳突蜂巣は互いに迷路状につながっていて、そのつづきは乳様突起の上半分にある乳突洞につながっている。乳突洞はその前方の小さい乳頭洞入口を経て、後方から鼓室の上部に開く。生体では鼓室の内面を被う粘膜の続きが乳突洞を経てすべての乳頭蜂巣の内面にまでおよんでいる。)
- 912_08【Communicating branches with facial nerve; Communicating branches of auriculotemporal nerve with facial nerve顔面神経との交通枝(耳介側頭神経の) Rami communicantes cum nervus faciali; Rami communicantes nervus auriculotemporalis cum nervus faciali】 Branches communicating with the facial nerve. They convery parasympathetic fibers from the otic ganglion via the facial nerve to the paratid gland.
→(耳神経節よりでる副交感性の線維を顔面神経を通り耳下腺へ送る。 (Feneis))
- 912_09【Facial nerve [VII]顔面神経[脳神経VII] Nervus facialis [VII]】 Nerve arising from the second pharyngeal arch. It emerges from the brain at the pontocerebellar angle between the pons and inferior olive and passes with the vestibulocochlear nerve to the petrous part of the temporal bone, which it exits via the stylomastoid foramen. It supplies the muscles of facial expression.
→(顔面神経は第七脳神経である。狭義の顔面神経と中間神経とを合わせたもので、混合神経である。その主部をなす狭義の顔面神経は運動神経で、起始核たる顔面神経核は延髄上部から橋背部にかけてあり、これから出る神経は橋の後縁で脳を去り、内耳神経とともに内耳道に入り、その底で内耳神経と分かれ、内耳神経と分かれ、顔面神経管孔を経て顔面神経管に入り、間もなく殆ど直角をなして後外側に曲がる。この曲がるところは鼓室前庭窓の後上で顔面神経膝といい、ここに膝神経節がある。ついで弓状に後下方へ走り、茎乳突孔を通って頭蓋底外面に出て耳下腺中に入り、耳下腺神経叢を作った後、つぎつぎに多くの枝を出して広頸筋およびこれから分化したすべての浅頭筋(表情筋)、茎突舌骨筋、顎二腹筋後腹、アブミ骨筋などに分布する。以上の運動神経線維とは別に、膝神経節中の神経細胞から出る味覚神経線維が集まって、舌下腺および顎下腺に至る副交感性の分泌線維とともに中間神経を作り、広義の顔面神経の一部をなす。膝神経節細胞は偽単極性で、神経細胞より出る一条の突起はただちに分かれて、末梢および中枢の2枝となる。中枢枝は顔面神経に密接しつつ内耳道を経て脳に入って孤束核に終わり、末梢枝は、いわゆる上唾液核から出て舌下腺、顎下腺に至る副交感性の分泌腺にとともにいわゆる鼓索神経を作り、途中で再び分泌線維と分かれて舌神経に入り、舌体に分布して味覚を司る。)
- 912_10【Masseteric nerve咬筋神経 Nervus massetericus】 Motor branch passing above the lateral pterygoid through the mandibular notch to the masseter.
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- 912_11【Masseter muscle咬筋 Musculus masseter】 The most prominent masticatory muscle. It acts to close the mouth and, together with the temporal and medial pterygoid muscles, determines the level of masticatory force. It consists of the following two parts.
→(咬筋は最も浅層にある咀嚼筋である。浅部と深部の2部からなり、浅部は強い腱で頬骨弓の前3分の2の下縁と内面から起こり後下方に向かい、深部は頬骨弓の後3分の2の下縁に垂直に下り向かい下顎枝および下顎角の外面に付く。作用は下顎骨を引き上げて歯をかみ合わせる。咬筋は強大な筋で、歯をかみ合わせると、体表からみることができ、かつ触れることができる。)
- 912_12【Nerve to mylohyoid; Mylohyoid nerve顎舌骨筋神経;顎舌骨筋枝(下歯槽神経の) Nervus mylohyoideus】 Motor nerve traversing the mylohyoid sulcus and then passing beneath the mylohyoid. It supplies the mylohyoid and anterior belly of the digastric.
→(顎舌骨筋と顎二腹筋前腹に運動神経を与えた後、オトガイおよび顎下部に皮神経を送る。)
- 912_13【Inferior alveolar nerve下歯槽神経 Nervus alveolaris inferior】 Thickest branch of the mandibular nerve containing sensory and motor fibers. It enters the mandibular canal through the mandibular foramen approximately 1 cm posterior to the lingual nerve.
→(下顎神経の終糸の一つで舌神経の後側に出て、下歯槽動脈に伴って下顎孔を通って下顎管に入るが、その直前に顎舌骨筋神経を出す。下顎管内では数枝に分かれ、これが歯槽下で結合して下歯神経叢を作り、下顎の歯および下顎骨の骨膜や歯肉に分布する。)
- 912_14【Lingual nerve舌神経 Nervus lingualis】 Branch of the mandibular nerve curving anteriorly between the lateral and medial pterygoid into the floor of the mouth where it lies next to the wisdom tooth immediately beneath the mucosa.
→(下顎神経[CN V3]の終枝の一つで内側翼頭筋と外側翼突筋との間を通って前下方にすすみ、内側翼突筋の前縁に達して弓状に曲がり、つぎに口腔底に沿って顎下腺および顎舌骨筋の上を前に走ってしたの外側縁に至り、下顎骨体中央部の内側で多くの枝に分かれてしたの中に入り、舌の前3分の2と口腔底の粘膜に分布して、その知覚および味覚を司る。舌神経はその基部の近くで顔面神経の枝である鼓索神経と結合して、これから味覚神経線維および顎下腺と舌下腺への分泌線維を受け、また末端で舌下神経の枝と結合する。)
- 912_15【Buccal nerve頬神経;頬筋神経 Nervus buccalis; Nervus buccinatorius】 Sensory branch supplying the skin and mucosa of the cheek and buccal gingiva near the first molar tooth.
→(これは他枝とは異なり知覚神経で、外側翼突筋を貫き、またはその下を通り頬筋の外側に出て前にすすみ口角に至る。この間に頬粘膜に分布するとともに、一部は頬の皮膚に至り顔面神経の枝と結合する。)
- 912_16【Medial pterygoid muscle内側翼突筋 Musculus pterygoideus medialis; Musculus pterygoideus internus】 o: Pterygoid fossa and the maxillary tuberosity. i: Pterygoid tuberosity on inner side of the angle of the mandible, passing obliquely downward and backward. Synergist of the temporal and masseter muscles. I: Mandibular nerve.
→(内側翼突筋は蝶形骨の翼突窩で起始して、下顎角内面に停止する。したがって、この筋は、下顎骨の外面側を走る咬筋浅部と同様な走行方向で下顎骨の内側面を走る。両筋は作用方向は同一であり、したがって協力筋である。)
- 912_17【Middle deep temporal nerve中間深側頭神経 Nervus temporalis profunda medius】
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- 912_18【Anterior deep temporal nerve前深側頭神経 Nervus temporalis profunda anterior】
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- 912_19【Maxillary artery顎動脈;上顎動脈;内顎動脈 Arteria maxillaris; Arteria maxillaris interna】 Thicker terminal branch of the external carotid artery. It lies beneath the temporomandibular joint and behind the ramus of mandible, running laterally or medially from the lateral pterygoid to the pterygopalatine fossa.
→(顎動脈は外頚動脈の最大の終枝である。下顎頚の後で起こり、咀嚼筋を通り、下顎枝の内側(側頭下窩)を前に走って翼口蓋窩に入る。顎動脈は顔面・頭部の深部(脳硬膜・鼓室・咀嚼筋・上顎骨・下顎骨・歯・歯肉・口蓋・鼻腔など)に広く分布する動脈で、その経過中に多くの枝を出している。顎動脈は外側翼突筋の外側(すなわち表層)を走る場合が多いが(94%)、外側翼突筋の内側(すなわち下層)を走る例も6%の頻度で見られる。また、顎動脈が頬神経の下層を通る例も24%にみられる。顎動脈に伴行するべき静脈が、太い単一の血管ではなく、静脈叢の形になっているのは、咀嚼運動の際の咀嚼筋の収縮瘤によって静脈壁が圧迫されて「欝血」congestionを起こすのを防ぐためである。)
- 912_20【Mental nerveオトガイ神経 Nervus mentalis】 Sensory branch emerging through the mental foramen below the second premolar tooth.
→(オトガイ孔を通って下顎の前面に出て、オトガイ枝と下唇枝とに分かれて付近の皮膚に分布する。)
- 912_21【Mandible下顎骨 Mandibula】
→(下顎を形成する。下顎を支え、頭蓋と顎関節をつくる骨で、水平な馬蹄形の部(下顎体)と、その後端から上方に向かう部(下顎枝)に分けられる。本来有対の骨として生じ、生後1年目で下顎底の前端で癒合して一つの骨となる。下顎体の上縁は歯槽部で、下縁は下顎底という。歯槽部には各側8本の歯をいれる八つのへこみ(歯槽)があり、全体として歯槽弓をつくる。各歯槽を境する骨壁を槽間中隔といい、大臼歯の歯槽はさらにその歯根の間を隔てる低い根管中隔で分けられている。体の正中線上前面で左右の骨が癒合した部分は高まり、その下縁は三角形をなして突出(オトガイ隆起)し、ヒトの特徴であるオトガイをつくる。その外側、下縁に接する小突出部をオトガイ結節という。外面ではオトガイ結節から斜線が下顎枝の前縁に向かう。また第2小臼歯の下方にオトガイ孔がある。下顎体の内面には前方正中部に四つの隆起からなるオトガイ棘があり、上二つはオトガイ舌筋、下二つはオトガイ舌骨筋がつく。その下外側で下縁に切歯て卵形のへこみ(二腹筋窩)がある。そこから斜めに下顎枝の前縁に向かう線(顎舌骨筋線)があり、左右のこの線の間をはる顎舌骨筋が口底をつくる。この線の上前はへこみ(舌下腺窩)、またこの線の下方、第2~3大臼歯の所もへこむ(顎下線窩)。下顎底が下顎枝にうつる所は下顎角といわれ、小児で鈍角であるが成長とともに直角に近づく。下顎枝の上縁は深い切れ込み(下顎切痕)によって二つの突起に分かれ、前のもの(筋突起)には側頭筋がつき、後のもの(関節突起)の先に横楕円形の下顎頭があて、側頭骨鱗部にある関節窩と顎関節を作る。下顎頭の下はすこしくびれ(下顎頚)、その前面に外側翼突筋のつく翼突筋窩がある。下顎枝外面は平らで下顎角に近く咬筋のつく咬筋粗面、内面には内側翼突筋のつく翼突筋粗面がある。下顎枝内面中央には下顎孔があり、その前縁は上内方に尖り(下顎小舌)口腔から触れるので、下歯槽神経の伝達麻酔の際、針をさす指標となる。下顎孔の後下から溝(顎舌骨筋神経溝)が出て前下方に斜めに向かう、この上の高まりが顎舌骨筋線である。下顎管は下顎孔からはじまり下顎体の中央で二分し、外側管はオトガイ孔で外側にひらき、内側管は切歯のそばに終わるが、その経過中に各歯槽に向かって小管を出している。有顎魚の下顎を支配する骨格は本来下顎軟骨(Meckel軟骨)で、上顎を支配する支持する軟骨は(口蓋方形軟骨)と顎関節をつくる。ともに鰓弓軟骨の変化したものである。硬骨魚類では下顎軟骨のまわりに若干の皮骨が生じて下顎を支え、そのうち前外面にあり、顎縁の歯をつけた大きい歯を歯骨という。顎関節は下顎軟骨と口蓋方形軟骨それぞれの後部の化骨物(関節骨と方骨)の間につくられる。両棲類、爬虫類も同じ状態であるが、哺乳類では歯骨のみが大きくなって下顎骨となり、顎関節は歯骨と燐骨(側頭骨鱗部に相当する骨)の間に新生されたものである。そして関節骨と方骨はツチ骨、キヌタ骨になっている。多くの哺乳動物では下顎骨は生体でも対をなした状態にとどまっている。Mandibulaはmandere(噛む)という動詞に由来し、語尾のbulaは「道具」を意味する接尾辞である。下顎骨にはすべての咀嚼筋が付。)
- 912_22【Buccinator muscle頬筋 Musculus buccinator】 Muscle arising from the pterygomandibular raphe and adjacent areas of the maxilla and mandible to the height of the first molar teeth, and inserting into the orbicularis oris at the angle of the mouth. It forms the cheek, moves food from the oral vestibule between the dental arcades during mastication, prevents entrapment of the mucous membrane of the mouth, and is active during laughing and crying. I: Facial nerve.
→(頬筋は頬の筋性土台に該当し、口角部で口輪筋に付着する。頬筋は弓状に上顎骨歯槽突起の臼歯部、かつ下顎骨歯槽突起から起こる。上および下顎間は腱性の翼突下顎放線によって橋渡しされ、この放線もまた頬筋の起始である。上咽頭収縮筋の一部がこの放線の後部で起始する。口角付近で、線維索が交叉するので、頬の上方に位置する部分は下唇に広範囲わたって達することもあるし、達しないこともある頬筋は上顎の第2大臼歯のレベルで耳下腺管によって貫通され、しかも本筋は脂肪体からこれを隔てる浅筋膜(頬咽頭筋膜)を有する唯一の顔面筋である。頬筋は上・下歯列弓および頬粘膜間に入り込んだ植物片を再度歯列弓間に押し戻し、咀嚼および植物片のかたちづくりに重要な役割を果たしている。本筋は口腔前庭を圧縮して、空気あるいは液体を口裂を通してふき出す(泡をふき出す、口笛をふく、吐き出す:“トランペット吹きの筋”)。両側の頬筋の収縮はは口角の外側部をくぼませる。参考:この筋は頬粘膜に密に結合しているが、皮膚との間は脂肪組織で隔てられている。上顎第2大臼歯の高さで耳下腺管に貫かれる。)
- 912_23【Inferior dental branches; Inferior dental nerves下歯枝(下歯神経叢の) Rami dentales inferiores (Plexus nervosus dentalis inferior)】 Branches supplying the teeth of the mandible.
→(下歯神経叢の下歯枝は下顎の歯根に分布する。)
- 912_24【Inferior dental nerve plexus下歯神経叢 Plexus nervosus dentalis inferior; Plexus dentalis inferior】 Nerve plexus lying in the mandibular canal.
→(これから出る下歯枝は下顎歯の歯根尖孔から入り歯髄に分布歯、下歯肉枝は槽間中隔を通って歯肉および歯根膜に至る。)