by 船戸和弥 更新日:12/04/18
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Anat Rec (New Anat) 269:99-106 2002に従いMRIとオリエンテーションを合わせる措置をとった。 橋被蓋の内側野は、被蓋核により占められている。おれらの核は境界が不明瞭であるが、ただ橋被蓋網様核はよく境されており、いずれも網様体に属している。外側野では三叉神経の核複合がここで最大の広がりを示している。すなわち外側には三叉神経橋核、その内側には三叉神経運動核そして背側には三叉中脳核がある。出入りする線維は集まって強大な神経幹をつくり、橋の腹側面から出ていく。三叉神経諸核の腹側には外側毛帯、台形体およびその中に埋もれて台形体背側核がある。上行または下行する長い伝導路では、背側縦束、内側縦束および中心被蓋路が認められる。 三叉神経の高さ(Kに対する面:橋) |