Rauber Kopsch Band2. 044   

[図69]舌背 表面像(9/10)

[図70]1個の茸状乳頭と数個の糸状乳頭 ヒトの舌.

 円柱細胞の基底部は縦の方向にすじがついている.耳下腺管は弾性線維をふくむ結合組織と2層の円柱上皮より成り,この上皮内に杯細胞がみられる.

b)舌下腺.その組織像がはなはだ変化に富んでいる.終末部は胞状管状の形をしていて,大部分が粘液細胞からなり,その核は細胞底に近くみられる.峡部は枝分れして,その長短いろいろである.峡部の上皮が多少の差はあるが概して多数の粘液細胞をもち,この細胞はひじょうに大きくなっていることがある.

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最終更新日13/02/03

 

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