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人体の体部;人体の区分Parts of human body(Partes corporis humani)

人体の体部;人体の区分【じんたいのたいぶ;じんたいのくぶん】(人体体部は体表面の領域に相応するから「体表部位Regiones superficiales」とした方が良いかも知れない。あるものは幾何学的な抽象概念以上なものでもないが、大半は確立された、役に立つ用語である。ある部位、例えば「腹Abdomen」の境界は国によっていろいろである。しかし部位の概念は臨床の目的で使用されるのであって、あまり厳密な意味には使われないから、用語に一貫性を持たせるほど正確な定義を与える必要はない。もっと正確に表現するときには、普通臨床家たちは、骨格の定点から実際に計測している。 人体は広義の体幹と上・下肢(体肢)に分けられる。体幹はさらに頭、頚、および狭義の体幹に分けられる。狭義の体幹は胸郭、腹および骨盤に区別される。体肢の体幹との境界は、上肢は上肢帯(肩甲帯)により、下肢は下肢帯(骨盤帯)により境される。肩甲体は両側の鎖骨と肩甲骨からなり、体幹に付いていて、これに対して可動性を示す。骨盤帯は両側の顴骨から構成され、体幹の仙骨にとりつけられている。)

Pocket atlas of human anatomy

 

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