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脊髄網様体路Spinoreticular tract(Tractus spinoreticularis)

脊髄網様体路【せきずいもうようたいろ】 Ascending fibers that leave the spinal lemniscus in the medulla oblongata and extend to the reticular formation.(かなりの数の脊髄網様体路の線維が後角の細胞から起こり、脊髄の前外側部を上行し、脳幹網様体の広範囲の領域に分布する。この遠位は大部分非交叉性で、主として延髄の巨大細胞性網様体核の細胞に終わる。橋の網様体に至る脊髄網様体路は両側性に分布する。脊髄網様体路の少数の線維が中脳網様体へ達する。機能的には、脊髄網様体路の線維は系統発生学的に古い多シナプス系統の一構成要素であり、行動上の感知、運動や感覚の活動調節および皮質脳波の賦活を調節する上で重要な役割を果たしている。)

Rauber Kopsch

Band2(434)

岡島解剖学

Pocket atlas of human anatomy

 

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