メニューのAnatomyはBook & Atlasにリンクしてあります。
精巣;睾丸【せいそう;こうがん】 About 5 cm long.(精巣は睾丸ともいい、男性の性腺。精巣上体とともに陰嚢中にある。重量約8.4g。左の精巣は、通常は右の精巣よりやや大きい。上端、下端、外側面、内側面、前縁、後縁を区別する。表面は結合組織性の白膜におおわれ、白膜は実質内にやや膨隆して精巣縦隔をつくり、そこからさらに精巣中隔が伸び出して、精巣実質を約300の精巣小葉に分ける。小葉は迂曲する精細管(曲精細管)で占められる。精細管は精子を形成する部分で、精巣縦隔に近い部分では直精細管となり、これは縦隔内の網状の精巣網に合流、精巣網はさらに10~20本の精巣輸出管につながる。精巣付近には発生時の構造の遺残がいくつかみられる。精巣垂はミューラー管Muellerian ductの上端部の遺残である。また、精巣上体の頭部に同様の小体がある。これは精巣上体垂でウォルフ管Wolffian duct上端の中腎細管の遺残である。)
Band2(228; 231)