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骨端軟骨Epiphysial cartilage; Primary cartilaginous joint(Cartilago epiphysialis)

骨端軟骨【こつたんなんこつ】 Hyaline cartilage located at the ends of long bones.(長骨の長さの成長は、骨自身が成長するのではなく、土台になる軟骨が成長し、これが、骨に置きかわることによって行われる。軟骨の成長は骨端と骨幹の境の増殖帯でおこる。すなわち、この部分で軟骨細胞が長軸方向に活発に分裂することによって軟骨の長さが伸びる。一方、骨幹の側で軟骨は変性、除去され、骨組織で置換されていく。同様の骨による置換は骨端部でも後になっておこる。こうして骨端と骨幹の境に骨端軟骨と呼ばれる軟骨の層が形成される。軟骨の成長よりも、破壊の方が早く進めば、骨端軟骨は薄くなる。骨端軟骨が完全に置き換えられると(骨端閉鎖)、骨の成長は止まる。X線像で骨端線として見えるのは、閉鎖した骨端軟骨である。長骨における骨端閉鎖はだいたい12歳から24歳ぐらいの間におこる。)

岡島解剖学

Pocket atlas of human anatomy

現代の組織学 115

R.V. Krstić組織篇

 

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