A02_0_00_00

系統解剖学Systemic anatomy(Anatomia systemica)

系統解剖学【けいとうかいぼうがく】(解剖学にはその記述体系によって系統解剖学と局所解剖学とが区別される。系統解剖学というのは人体を骨格系・筋系・神経系その他の諸系統に区別し、各系統を別々に逐次に記述するものである。局所解剖学というのは人体の各部位における諸系統相互の関係をを取り扱うものである。局所解剖学は臨床医学、とくに外科学に対する重要な予備知識をなすものであるから、応用解剖学、あるいは外科解剖学ともいう。解剖学は全ての医学の基本になるものであるから、系統解剖学、局所解剖学を総合的に学習することが望まれる。しかし、近年の医学教育カリキュラムの全国的な趨勢として、解剖学教育のための時間数が大幅に圧縮され、実習中心のカリキュラムになっているのが現状のようである。貴重なご献体を用いての実習であるから系統解剖学は独学で学習する必要に迫られている。また、国際的な解剖学用語がラテン語と英語の併記になったことを考えると当然ながらその両方を習得する必要があろう。)

Rauber Kopsch

Band1(002)

Bones; Skeletal system 骨格系;骨

 

ページのトップへ戻る