A02_0_00_019

骨端軟骨Epiphysial cartilage; Primary cartilaginous joint(Cartilago epiphysialis)

骨端軟骨【こつたんなんこつ】(骨幹と骨端は軟骨性の骨原基中でそれぞれ別個の骨化中心から形成される。両者の間には板状の骨端軟骨が介在し、若年者ではそのその部で骨の長軸の成長が行われる。この時期には骨端軟骨を挟んで骨端側と骨幹側に薄い骨質が存在するが、軟骨の成長が停止すると、両側の骨質板との境界から内部に向かって軟骨基質に石灰化が進行する。その後、この石灰化軟骨と両側の骨質板に部分的な破壊と吸収が起こり、それが拡大するとともに新しい骨梁の形成もあって、骨幹と骨端の内部構造はひと続きのものとなり、骨は完成する。このとき、骨化した骨端軟骨の一部が骨端線として残ることがある。)

Rauber Kopsch

Band1(111; 112)

岡島解剖学

Pocket atlas of human anatomy

現代の組織学 115

R.V. Krstić組織篇

 

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