A02_4_10_001

指骨;指節骨(手の)Phalanx of hand; Phalanges of hand (Ossa digitorum; Phalanges)

指骨;指節骨(手の)【しこつ;しせつこつ(ての)】 Bones of the fingers; digital bones.(片手には5本の指を支える14個の小管状骨がある。母指では2個、第2~第5指には3個ずつあり、近位のものから順に基節骨、中節骨、末節骨という。母指の場合は中節骨が欠ける(母指の末節骨は本来の末節骨に中節骨が癒合したものともいわれる)。どの指の骨も底・体・頭の3部を区別する。基節骨は指骨の中で最も長く、底には中手骨頭に対応するややへこんだ関節面がある。また、頭には滑車状の関節面がある。中節骨は基節骨より小さいが、基本的にはよく似た形をしている。中節骨底の関節面は浅いくぼみになっているが、その中央に高まりがみらえる。末節骨は中節骨よりさらに小さく、底には中節骨頭に対する関節面がある。また、近位端はややふくれたのち急に細くなって終わる。遠位端の掌側面には深指屈筋のつく末節骨粗面がある。)

Spalteholz

人体局所解剖図譜 III巻

Moore人体発生学

15-1.骨と軟骨の発生

Rauber Kopsch

Band1(210)

Eduard Pernkopf

岡島解剖学

Pocket atlas of human anatomy

ネッター解剖学図譜

 

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