A02_1_17_001

耳小骨Auditory ossicles(Ossicula auditus; Ossicula auditoria)

耳小骨【じしょうこつ】 Malleus, incus, and stapes. They form a type of lever system that transmits sound from the tympanic membrane to the internal ear.(鼓室内に突出する三つの小骨すなわちツチ骨、キヌタ骨、およびアブミ骨の総称である。これらの小骨は相連結して鼓膜の振動を内耳に伝える役割をはたす。すなわちツチ骨3小骨のうち最外側にあって鼓膜の内側面に付着しアブミ骨は最内側にあって鼓膜に内側面に付着しアブミ骨は最内側にあってその底によって前庭窓を塞いでいる。またツチ骨とキヌタ骨、キヌタ骨とアブミ骨との間には関節が形成されており、3小骨いわば一体となったテコのように作用して効率のよい音の伝導を行う。ツチ骨とキヌタ骨は本来第1鰓弓の骨格であったものであったものであって、この二者のあいだの関節は魚類の顎関節に相当する。ツチ骨に付着する鼓膜張筋が三叉神経(第1鰓弓に所属する鰓弓の骨格由来のものであり、これに付着するアブミ骨筋は該弓所属の顔面神経により支配される。)

Spalteholz

Moore人体発生学

19-2.耳の発生

19-4.耳の発生の要約

岡島解剖学

Pocket atlas of human anatomy

現代の組織学 483

R.V. Krsti?(HMA)

ネッター解剖学図譜

 

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