A03_5_01_002

烏口肩峰靱帯Coracoacromial ligament(Ligamentum coracoacromiale)

烏口肩峰靱帯【うこうけんぽうじんたい】 Thick band extending from the coracoid process of the scapula to the acromion, forming a roof over the shoulder joint.(烏口肩峰靱帯は肩甲骨烏口突起の水平部から広く起こり、やや上方に集まって肩峰の尖端で肩鎖関節の外側ととの間に張る比較的強い靱帯である。肩関節を上から被うが、両者の間に肩甲下筋と棘上筋の腱および肩峰下包が介在するため、関節包とは直接しない。肩関節を保護すると共に、上腕骨が水平より上方にあがることを抑制する。機能的には肩関節と関係が深い。烏口突起、肩峰とともに、いわゆるcoracoacromial arch, Shoulter-dachをつくり、肩関節の運動に際して上腕骨頭の働きを上方から制限する。このため肩関節だけの運動では、上肢の外転は水平位(90°)までで、それ以上の上肢の挙上には胸鎖関節や肩鎖関節の働きを必要とする。)

Spalteholz

実習人体解剖図譜(浦 良治)

人体局所解剖図譜 III巻

Rauber Kopsch

Band1(282)

Eduard Pernkopf

岡島解剖学

Pocket atlas of human anatomy

ネッター解剖学図譜

 

ページのトップへ戻る