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最長筋Longissimus muscle(Musculus longissimus)

最長筋【さいちょうきん】 Muscle that consists of three parts and is responsible for maintaining erect posture. I: Posterior rami of the spinal nerves from C2-L5.(最長筋は仙骨から後頭まで伸びているが、いまだに胸最長筋の腰および胸部として公的名称にまとめられている。この筋の上方には、頚最長筋、頭最長筋が付着する。この筋は腸肋筋の内部に位置し、成人では大半の部分が内側筋群の横突棘筋を越えるように配置換えされている。腸肋筋と同じように、起始筋束は内側から起始し、停止片はは外側に向かう(たとえば、共通の腱板から起始するものは肋骨に停止し、上位胸椎横突起から起始するものは頚椎の肋骨と相同な横突起の後結節に停止)。最長筋は、しかしながら、腸肋筋よりもはるかに構築は複雑である。胸腰部では、内側の停止部(胸椎横突起、腰椎副突起)と胸椎横突起からの副内側筋束が付加される。これで筋束は肋骨と脊柱両方に固着する。最長筋の上位のものは乳様突起のはるか外側に停止し、頭部の同側への回旋運動を効果的にしている。起始と停止:この筋の胸部は腰腸肋筋と同じ仙棘系由来部から起こる。副筋束は下位の胸椎の横突起と上位腰椎の乳様突起からくる。頚および頭部は全胸椎と下位頚椎の横突起よりより起こる。停止は胸部で二重であり、内側の筋束は胸および腰部の横突起とその相同部位、外側の筋束は肋骨とその相同部位である。頚・頭部はいずれも外側の頚椎横突起の後結節または乳様突起にのみ停止する。)

人体局所解剖図譜 I巻

人体局所解剖図譜 II巻

Rauber Kopsch

Band1(357)

岡島解剖学

Pocket atlas of human anatomy

ネッター解剖学図譜

 

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