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腹部の筋;腹筋Muscles of abdomen(Musculi abdominis)

腹部の筋;腹筋【ふくぶのきん;ふくきん】 (腹部の筋(腹筋)は肋骨弓および第12肋骨下縁と骨盤上縁との間に張って、腹腔の周りの壁を作る筋である。これに前腹筋、側副筋および後腹筋の3筋群を区別する。前腹筋は前腹壁の正中線の両側を縦走する幅の狭い部分をし、え後腹筋は腰椎の両側にある。側副筋はそのほかの腹壁の大部分を作り、たがいに重なり合って主として横に走る平たい3筋板からなる。側副筋が前腹壁の正中線に近づくと腱膜となり、縦に走る前腹筋の前後両壁を鞘状に包んで腹直筋鞘を作る。この筋鞘を作る腱膜は正中線に至ると両側のものがたがいに交叉し、上方は剣状突起に始まり下端は恥骨結合部に上縁に達する白線を作る。白線の中央には臍輪がある。)

小解剖学図譜

Rauber Kopsch

Band1(366)

Pocket atlas of human anatomy

ネッター解剖学図譜

Netter's Anatomy Flash cards(03-07)

 

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