A04_6_03_002

腋窩筋膜Axillary fascia(Fascia axillaris)

腋窩筋膜【えきかきんまく】 Connective-tissue sheet with a central perforation covering the fat body of the axilla. It bounds the axilla to lateral and caudal and blends with arm, thoracic, and back fascia. Its deep portion is connected with the clavipectoral fascia.(腋窩筋膜は結合組織性の板で、腕が外転されている場合は腋窩の外側と尾側を境界している。前腋窩ヒダにおいて、それは胸筋筋膜に合流し、後腋窩ヒダで背の筋膜と合流する。腕に向かっては上腕筋膜として続く。深部では腋窩筋膜は腋窩を縁どる筋の筋膜と鎖骨胸筋筋膜と連絡している。腋窩の皮膚の毛と汗腺のある部分においては、腋窩筋膜は薄く多くの孔があいている(腋窩篩板)多数のリンパ管、小動脈、静脈および神経の枝がこの卵円形の筋膜の中を通る。この粗でで穴のあいた部分を包む強い結合組織索は腋窩筋膜弓(腋窩篩板の内側縁)および腕弓(外側縁)と呼ばれる。筋線維が腋窩筋膜の中に放散し、神経血管索と烏口腕筋の上を腋窩筋膜弓に沿って走ることがある。これは広背筋の腱と大胸筋を連絡することがあり、筋性腋窩弓と呼ばれる(この筋は皮筋あるいは大胸筋からのみならず広背筋の原基からも生じ得る)。)

Spalteholz

実習人体解剖図譜(浦 良治)

人体局所解剖図譜 III巻

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Band1(390)

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Pocket atlas of human anatomy

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