A05_1_02_011

顎下腺Submandibular gland(Glandula submandibularis)

顎下腺【がっかせん】 Predominantly serous gland that is situated almost entirely beneath the mylohyoid muscle.(顎下線は顎舌骨筋の下で、下顎骨と顎二腹筋の間の三角形の窩(顎下三角)の中にある長さ2.5~3.5cm、厚さ約1.5cm、成人平均重量(一側)3.5~9.0gのやや扁平な楕円体。複合管状胞状線で、腺房は漿液細胞が大部分を占める混合性である。導管系は介在導管と線条導管が耳下腺、舌下腺に比べてはるかによく発達し、これらの導管上皮細胞には、管腔側に多少とも分泌顆粒様構造をもつことが多い。とくに齧歯目の顎下腺では、腺房は漿粘液性の分泌顆粒をもったただ1種類の細胞からなり、介在導管と線条導管の間には多数の分泌顆粒をいれた上皮細胞の一群がみられる。これを顆粒性膨大部(Granular convoluted tubes)または線条導管分泌部(secretory protion of striated duct)とよぶ。その発達は性ホルモン依存性で雌より雄がよく発達し(性的二形、sexual dimorphism)マウスやラットではこの部の総体積は終末部のそれを凌駕する。主としてマウスの顎下腺で証明された神経成長因子、上皮成長因子、レニン、カリクレインなどの特蛋白は、この部分で産生放出されると考えられている。顎下腺管(Ductus submandibularis) (Wharton's ductともいう)は大舌下腺管とともに舌下小丘に開く。血管は顔面、舌動脈の枝が、神経は鼓索神経が顎下神経を経て、また血管を介して交感性線維が分布する。)

Spalteholz

実習人体解剖図譜(浦 良治)

小解剖学図譜

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10-6.舌の発生

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Band2(013; 039)

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Pocket atlas of human anatomy

現代の組織学 251; 253

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