A05_6_02_017

十二指腸腺;ブルンネル腺Duodenal glands(Glandulae duodenales)

Brunner's glands十二指腸腺;ブルンネル腺【じゅうにしちょうせん;ぶるんねるせん】 Mucoid glands especially in the duodenal submucosa.(ブルンネル腺とも呼ばれる。十二指腸近位部の粘膜下層に位置する粘膜液である。形態学的には、胃の幽門腺とよく似た構造を示す。腺腔は広く、腺細胞の核は楕円形で、基底部に位置し、核上部は分泌顆粒にみたされているが、通常の標本では明るく抜けて見える。スイスの解剖学者Johann Conrad Brunner (1653-1727)の名を冠する。実際には彼の義父であるJ.J. Wepferが1979年に報告しているがブルンネルの学位論文(1687)によって注目された。)

Rauber Kopsch

Band2(087)

Pocket atlas of human anatomy

現代の組織学 269; 271

R.V. Krstić(HMA)

ネッター解剖学図譜

 

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