A05_8_01_002

横隔面(肝臓の)Diaphragmatic surface of liver(Facies diaphragmatica hepatis)

横隔面(肝臓の)【おうかくめん(かんぞうの)】 Surface of the liver facing the diaphragm.(肝臓の横隔面は横隔膜へ向く面。上面のみでなく前面・右側面ともなり、大部分が腹膜で被われる。この面で肝臓は腹膜ヒダ(肝鎌状間膜)によって左葉と右葉とに分けられる。左葉は薄く小さく全体の約1/5であるのに対して、右葉は厚く大きく肝臓の約4/5を占める。横隔面の後部には、中央に垂直に走る深い溝がある。この溝には下大静脈がはいりこみ、大静脈溝といわれる。横隔面の後部で、大動脈孔の右側には、腹膜に被われないで横隔膜(腱中心)に直接し癒着する部がある。この部は右方に頂点を向ける不正三角形を呈し、無漿膜野(裸野)と呼ばれる。)

実習人体解剖図譜(浦 良治)

人体局所解剖図譜 I巻

人体局所解剖図譜 II巻

Rauber Kopsch

Band2(090)

Pocket atlas of human anatomy

 

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