メニューのAnatomyはBook & Atlasにリンクしてあります。
副鼻腔【ふくびくう】(副鼻腔は鼻腔をとりまく骨の中にある多数の空洞で、鼻粘膜のつづきがのびて、この空洞の内面をもおおっている。副鼻腔には上顎洞、蝶形骨洞、前頭洞、篩骨洞の四つがある。上顎洞は上顎骨体内の大きな空洞で、副鼻腔の中で最も大きく、鼻腔の外下方に位置している。半月裂孔を経て中鼻道に開く。蝶形骨洞は蝶形骨体内にあり、鼻腔後上方の蝶篩陥凹に開口する。前頭洞は鼻腔の前上方で前頭骨の中にある一対の空洞で、前頭洞は鼻前頭管を経由して中鼻道に開く。篩骨洞は骨の薄板で仕切られた多数の小腔室の集まりで篩骨迷路を構成し、鼻腔の蓋上包に位置する。両側とも前部と後部とに分けられ、前部は中鼻道に、後部は上鼻道に開く。副鼻腔はしばしば炎症をおこし(副鼻腔炎Sinusitis)中に膿がたまる(蓄膿症Empyema)。鼻涙管は、下鼻道前上部に開口する。)
20-5.歯の発生
Band1(190) Band2(132)