A12_1_00_027

心臓の右および左線維輪;心臓の線維輪Right/left fibrous ring of heart(Anulus fibrosus dexter/sinister cordis)

心臓の右および左線維輪;心臓の線維輪【しんぞうのみぎおよびひだりせんいりん;しんぞうのせんいりん】 Connective-tissue ring between the atria and ventricles from which the atrioventicular valves arise.(心臓の線維輪は心房と心室の間にある房室口は強い輪状結合組織線維、すなわち線維輪で取り囲まれている。左右の房室口をとり囲む線維輪は互いに連なって8字形の板状となり、まとめて心臓の線維性骨格(心臓骨格)と呼ばれる。線維輪には弁が付着するのみでなく、心房・心室の筋線もつき、さらに心室中隔の上部(膜性部)も付着する。このように線維輪(心臓骨格)は心臓の中心にあって支持機能をもつ。また線維輪は房室口・動脈口に対して弁を付着せしめるとともに、弁口を強く締めるように取り囲み、その拡張を防いでいる。もし、これらの弁口が拡張すると弁で閉鎖できないので、これを防ぐように線維輪が働くと考えられる。)

Spalteholz

小解剖学図譜

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Pocket atlas of human anatomy

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