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顎動脈;上顎動脈【がくどうみゃく;じょうがくどうみゃく】 Thicker terminal branch of the external carotid artery. It lies beneath the temporomandibular joint and behind the ramus of mandible, running laterally or medially from the lateral pterygoid to the pterygopalatine fossa.(顎動脈は外頚動脈の最大の終枝である。下顎頚の後で起こり、咀嚼筋を通り、下顎枝の内側(側頭下窩)を前に走って翼口蓋窩に入る。顎動脈は顔面・頭部の深部(脳硬膜・鼓室・咀嚼筋・上顎骨・下顎骨・歯・歯肉・口蓋・鼻腔など)に広く分布する動脈で、その経過中に多くの枝を出している。顎動脈は外側翼突筋の外側(すなわち表層)を走る場合が多いが(94%)、外側翼突筋の内側(すなわち下層)を走る例も6%の頻度で見られる。また、顎動脈が頬神経の下層を通る例も24%にみられる。顎動脈に伴行するべき静脈が、太い単一の血管ではなく、静脈叢の形になっているのは、咀嚼運動の際の咀嚼筋の収縮瘤によって静脈壁が圧迫されて「欝血」congestionを起こすのを防ぐためである。)
14-4.大動脈弓の行く末
Band1(553)
Netter's Anatomy Flash cards(01-69)
Netter's Anatomy Flash cards(01-71)