A12_2_08_018

外側延髄枝(椎骨動脈の)Lateral medullary branches of vertebral artery(Rami medullares laterales arteria vertebralis)

外側延髄枝(椎骨動脈の)【がいそくえんずいし(ついこつどうみゃくの)】 Branches to the inferior cerebellar peduncle.(椎骨動脈の内側・外側延髄枝は橋の下縁の錐体、舌下神経核の頭方部分、および下オリーブ核群の大部分に分布する。またこの延髄枝は、網様体、孤束核や迷走神経背側核(運動性)などの領域にも分布する。延髄の尾方の高さから出る椎骨動脈の枝は、実質的には延髄の錐体と楔状束との間の延髄の外側領域全部に分布する。延髄には2種類の型式の動脈が入ってくる。その1つである短い動脈は、小さい枝であって、三叉神経脊髄路、脊髄視床路、脊髄小脳路に分布し、一方長い動脈は深部の領域に分布する。この長い動脈のあるものは、第四脳室底にまで達する。延髄枝が分布する延髄領域には、外側延髄症候群に関係する部位を含んでいる。)

Pocket atlas of human anatomy

 

ページのトップへ戻る