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下垂体門静脈;下垂体門脈Portal veins of hypophysis(Venae portales hypophysiales)

下垂体門静脈;下垂体門脈【かすいたいもんじょうみゃく;かすいたいもんみゃく】 Veins conveying blood from the arterial capillary networks of the infundibulum and adenohypophysis to the cavernous sinus.(下垂体門静脈系とか下垂体門脈系ともよばれる(Vasa sanguinea hypophysis, blood vessls of hypophysis)。下垂体は内頚動脈から起こる2組の動脈つまり下下垂体動脈と上下垂体動脈がある。上下垂体動脈は後交通動脈からも起こる。下下垂体動脈は主として後葉に枝を送り、さらに少数が前葉に入る。上下垂体動脈は数本あり視床下部の正中隆起に入って多数のループ状の毛細血管となって、正中隆起の外層に達する。この血管の壁には視床下部のいろいろなところからきた神経の末端がきており、前葉ホルモンの放出を促進あるいは抑制する物質(RHとIH)を血管内に放出する(下垂体-間脳系)。この血管は数本の静脈となって下方に流れ下垂体前葉に入ると多数の洞様毛細血管に分かれて、腺細胞の間を流れる。この血管を下垂体門脈系と名付けている。この血管は視床下部で作られた「前葉ホルモンの放出ホルモンまたは抑制ホルモン」を効率的に前葉に注ぐのに役立っている。下垂他の静脈血は効能道の下垂体ホルモンを含み、皮膜の血管層からトルコ鞍隔膜を通って付近の硬膜静脈洞に流入入する)

Pocket atlas of human anatomy

現代の組織学 427

R.V. Krstić(HMA)

ネッター解剖学図譜

 

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