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中枢神経系;神経系中枢部Central nervous system(Pars centralis systemae nervosi; Systema nervosum centrale)

中枢神経系;神経系中枢部【ちゅうすうしんけいけい;しんけいけいちゅうすうぶ】(中枢神経系は脳と脊髄である。脳という語はしばしば中枢神経系と同義に用いられている。脳には12対の脳神経、脊髄には31対の脊髄神経が連絡する。中枢神経系は発生的に外胚葉に由来し、外胚葉から生ずる管が神経管で、脳、脊髄の原基となる。中枢神経系の多数の神経細胞とその突起からなり、神経要素の間を神経膠とよばれる特殊な組織が埋めている。ニューロンは1つの神経細胞(その細胞のもつすべての突起までを含める)をさす語である。神経細胞は多数の樹状突起、1本の軸索という2種類の突起を持つ。樹状突起は短いのに対して、最長の突起が軸索と呼ばれる。中枢神経の内部を灰白質と白質とに分けることがある。灰白質は神経細胞の細胞体とそこからでる突起の基部を多数含む部位のことであり、白質は神経線維(軸索)からなる部位のことである。神経膠は灰白質内にも白質内も存在する。)

Moore人体発生学

04-1.腸胚形成

04-2..神経胚形成

05-4.胚子発生の調節

第18章 神経系

Pocket atlas of human anatomy

現代の組織学 139

R.V. Krstić組織篇

R.V. Krstić(HMA)

 

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