A14_1_03_006

前脳;前脳胞Prosencephalon; Forebrain(Prosencephalon)

前脳;前脳胞【ぜんのう;ぜんのうほう】 Origin of the diencephalon and telencephalon, neither of which contain cranial nerve nuclei.(終脳と間脳である。前神経孔が閉鎖すると、前脳は菱脳や中脳と大略同じ様な構造をとる。この時期の前脳は横断面で見ると外側壁は厚く、蓋板と底板は薄い。外側面からは眼柄が出ており、その先端には眼杯が付いている。発生が進んで半球胞ができていくると前脳は特異な形を呈するようになる。胚子が頂殿長12mmにまで成長すると、前脳に大脳半球を認めることができるようになる。半球胞の尾側は半球茎と呼ばれ間脳に続いているが、背吻側部では終脳間脳溝によって大脳半球と間脳が隔てられている。内吻側部では半球胞は終脳正中部に移行している。前神経孔は大脳半球原基の吻側で閉鎖する。第三脳室の前壁は室間孔より吻側にあるから終脳正中部の一部とみなすことができる。終脳最終部とよばれる。広義の第三脳室は第三脳室終脳部と狭義の第三脳室からなる。)

Spalteholz

Moore人体発生学

05-5.第4週から第8週における重要点

08-4.多因子遺伝による先天異常

18-8.神経系の要約

19-1.眼の発生

Rauber Kopsch

Band2(323)

Pocket atlas of human anatomy

 

 

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