A14_1_04_202

薄束核;後索内側部核;後索内側核;槌子核Gracile nucleus(Nucleus gracilis; Nucleus partis medialis fasciculi dorsalis; Nucleus clavae)

Goll's nucleus薄束核;後索内側部核;後索内側核;槌子核【はくそくかく;こうさくないそくぶかく;こうさくないそくかく;ついしかく】 Termination site of tactile and proprioceptive afferents passing in the posterior funiculi from the lower half of the body. It can be divided into various parts differing in terms of cytoarchitecture.(薄束核はゴル核ともよばれる楔状束核の内側にある核で、細胞学上3つの領域に分けられる、薄束核のニューロンは、三角形、多角形ないし卵円形の中等大の細胞体をもっており、比較的短い、中等度に分岐した少数の樹状突起が各方向に伸びている。核は円形ないし楕円形の切口を示し、しばしば核膜の深い陥入をみる。粗面小胞体は体運動性の細胞のように斑状のニッスル小体をつくることなく、細胞全体に濔漫性に広がり、神経細糸、微細管と入り混じる。遊離のポリゾームも多い。ゴルジ装置はとくによく発達し、核の周りを取り囲み、太い樹状突起のかなり遠位部にまで達している。軸索は、細胞体ないし、むしろしばしば大きな樹状突起の基部から出て神経網に入り、他の薄束核ニューロンの軸索と共に内側弓状線維を形成して内側毛帯に入るのであるが、神経網にはいると間もなく通常1本、時にそれ以上の側副枝を出して、おのれ自身の細胞、ないし同じ薄束核の他の細胞の樹状突起に、自己抑制系(もしかすると促進形)のシナプスるを形成する。薄束を上行してくる後根線維はしばしば糸球体を形成して樹状突起に終わるが、これより数の少ない軸索細胞体終末の中には、錐体路の側副枝が含まれていることが知られている。)

Spalteholz

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08-4.多因子遺伝による先天異常

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Pocket atlas of human anatomy

 

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