A14_1_04_209

副楔状束核;外側楔状束核Lateral cuneate nucleus; Accessory cuneate nucleus(Nucleus cuneatus accessorius; Nucleus cuneatus lateralis)

副楔状束核;外側楔状束核【ふくけつじょうそくかく;がいそくけつじょうそくかく】 Origin of the cuneocerebellar fibers.(副楔状束核は楔状束核のわずかに吻側の高さでその外側にあり、Clarkeの背核(胸髄核)に類似した大きな細胞核とClarkeの背核に類似した大きな細胞からなる。副楔状束核とClarkeの背側核は形態学的に類似しており(大形細胞で核は中心からずれている)、次のような特徴をもつ。①脊髄神経節から求心性線維を受けている。②同側の小脳へ投射線維を出している。③筋紡錘、Golgi腱器官、および皮膚からの情報を中継している。副楔状束核に終止する神経線維は楔状束核に投射する線維と同じ脊髄神経節、すなわち頚及び上部胸神経の神経節に由来する。楔状束を上行する線維は体部位局在性配列をもって副楔状束核に終わる。副楔状束核の細胞は下小脳脚を経て小脳に入る非交叉性の(副)楔状束核小脳路線維をだす。副楔状束核の主な小脳投射は同側性で、前葉の傍正中部に終止する。楔状束確証の迂路は後脊髄小脳路と相同の神経路で、上肢に関与している。)

Pocket atlas of human anatomy

 

ページのトップへ戻る