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蝸牛神経核(延髄と橋被蓋の)【かぎゅうしんけいかく(えんずいときょうひがいの)】 Nuclei of the auditory pathway situated in the floor of the lateral recess near the inferior cerebellar peduncle. They constitute the terminal nuclei of the fibers of the cochlear nerve.(第8脳神経のうち蝸牛神経の線維を受けるこの核は、延髄上部の高さから延髄中央部の高さで下小脳脚を背側および外側から包んで存在する。これは一般に背側部と腹側部に分かれ、それぞれ蝸牛神経背側核および腹側核といわれる。ラセン神経節内の双極細胞の注す右枝はすべてこの核におわるが、それらの線維は分枝して背側核と腹側核のそれぞれに規則正しく配列しておわる。すなわちラセン管の基底部からの線維はそれぞれの核の背側部に、またラセン管尖部からのものは腹側部におわる。したがって機能的には両核内で背側部は高周波の、また腹側部は低周波の音波の刺激を最もよく受けることになる。これらの音に対する局在(tontopical localization)は上位の聴覚路にも受け継がれていく。)
18-4.脳の発生