A14_1_05_202

橋核Pontine nuclei(Nuclei pontis)

橋核【きょうかく】 Second-order neurons of the corticopontocerebellar tract. They consist of variously large cell groups scattered between fiber bundles.(橋核は橋腹側部中にある核で小脳前核(脳幹から小脳皮質への求心線維は、大部分が下オリーブ核や延髄にある多くの小さな核で中継されるが、このようにほとんどの線維を小脳に送るような脳幹の核を小脳前核と総称する)としては最大のもので、かつ大脳皮質からの興奮を小脳に伝えるもっとも重要な中継核である。皮質橋路線維は大脳の各葉から起こり、同側の橋核に終止する。一次運動野、感覚野および視覚野の一部からの線維が大部分をしめる。運動野と体性感覚野からの投射はそれぞれ体部位的局在をもって配列するが、その終枝部位は別々である。すべての橋核からの線維は中小脳脚を通るが、小脳半球部皮質至る物が対側性であるのに反し、中部皮質へ至るものは両側性である。小脳小節だけは橋核からの投射がない。橋小脳線維は帯状線維として終止し、小脳の各小葉は大部分橋核内の2カ所以上の異なった部位からの投射をうける。)

Spalteholz

小解剖学図譜

人体局所解剖図譜 IV巻

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18-4.脳の発生

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Band2(396)

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Pocket atlas of human anatomy

 

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