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脚橋被蓋核Pedunculopontine tegmental nucleus(Nucleus tegmentalis pedunculopontinus)

脚橋被蓋核【きゃくきょうひがいかく】(脚橋被蓋核は下丘の腹側で被蓋外側部にある。この核内を上小脳脚線維が腹内側に向かい通過し、交叉する。この核は多種の入力を、①大脳皮質、②淡蒼球内節および③黒質網様部から受ける。脚橋被蓋核の緻密部の細胞は強いコリン作働性であるが周辺の細胞は他の神経伝達物質を有する。この核のコリンアセチルトランスフェラーゼ(ChAT)に対する免疫反応陽性細胞は視床に投射し、あるものは黒質緻密部に投射する。この核は刺激により歩行運動が誘発される部位に存在する。この部位は“運動中枢”と呼ばれる。)

Pocket atlas of human anatomy

 

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