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レンズ核ワナ(線条体の)【れんずかくわな(せんじょうたいの)】 Fiber bundle passing from the lentiform nucleus around the anterior margin of the internal capsule to the ventral nuclei of thalamus.(レンズ核ワナの線維はおもに淡蒼球外節におこり、淡蒼球の腹側縁に沿って内方に走り、その内側縁ならびに内包の内側縁に沿って背方に転じてForel野に入り、ここで再び方向を背外方に転じて視床束(H1)として、視床外側腹側核(VL)に終止する線維束をいう。一方、淡蒼球内節におこる線維束は内包を横断してLuys体の背側に出てレンズ核束(H2)を形成し、内包に走ってForel野に入り、ここで反転してレンズ核ワナの線維束とともに視床束(H1)を構成する。視床束の線維は視床外側腹側核(VL)のほか、視床前腹側核(VL)のほか、視床前腹側核(VA)や視床正中中心核(CM)にも終止する。また、淡蒼球内節からForel野に達する線維の中には、さらに下行して橋の吻側被蓋部、とくに上小脳脚の周辺部のいわゆる脚橋被蓋核に終止するものがある。)
Band2(370; 419)