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脳梁線維Corpus callosum fibres(Fibrae corporis callosi)

脳梁線維【のうりょうせんい】 Broad connection of the white substance of both hemispheres.(脳梁は有髄線維が密に集まった幅広い板状の構造であり、すべての半球葉の皮質の広い領域にわたって、互いに対応する左右の半球部分を連絡している。これらの線維群は大脳縦裂の床に当たる部位を横断し、側脳室の天井の大部分を形成しており、種々の皮質領域に分布するとき、豊富な脳梁放線として扇状になる。脳梁は①吻、②膝、③幹、④膨大部に区分される。膝は前頭葉の前部間を連絡する線維を含む。前頭葉のほかの部分と頭頂葉からの線維は脳梁幹を横断して走る。膨大部を横走する線維は側頭葉と後頭葉の対応する領域に関係している。側脳室の後角の外側縁に沿って大きな曲線を描いて下方に走り、脳室を視放線から隔てている脳梁膨大の線維は壁板を形成する。)

Pocket atlas of human anatomy

 

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