A14_2_07_062

腓腹神経Sural nerve(Nervus suralis)

腓腹神経【ひふくしんけい】 Continuation of the medial sural cutaneous nerve after it joins the sural communicating branch.(腓腹神経は脛骨神経の皮枝で腓腹筋の2頭のあいだを下行するが、その途中で総腓骨神経からの交通枝を受けるのがふつうである。腓腹神経からの小枝が下腿後面の皮膚に分布する。外顆より遠位では腓腹神経は小伏在静脈と伴行しながら、足の外側縁から小指外側縁に至る皮膚に枝を起こる。 (Netter)腓腹神経は皮神経であり、膝窩の中部あるいは下部で脛骨神経より起こる(図13)。腓腹筋の両頭の間を下行しながら、腓腹神経は下腿筋膜を貫通して小さな内側腓腹皮神経(内側腓腹皮神経は下腿筋膜貫通して小さな内側腓腹皮神経(内側腓腹皮神経はもっとも大きく、脛骨神経より直接起こることもある)を出し、外側腓腹皮神経から腓腹神経との交通枝を受ける。腓腹神経は、小伏在静脈近傍を通ってアキレス腱の外側へと下行を続けながら、下腿背側面および外側面を覆う皮膚と筋膜に枝を与える。外果と踵骨腱(アキレス腱)の間に達すると腓腹神経は外側踵骨枝を出し、足根と踵の外側面の皮膚と筋膜枝を出す(これに対応する内側踵骨枝は脛骨神経から起こる)。腓腹神経の終末枝は、外側足背皮神経として足および小趾の外側に沿って前方へ走る。)

Spalteholz

実習人体解剖図譜(浦 良治)

小解剖学図譜

人体局所解剖図譜 III巻

Rauber Kopsch

Band2(529; 534)

Eduard Pernkopf

岡島解剖学

Pocket atlas of human anatomy

ネッター解剖学図譜

 

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