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色素上皮[虹彩]【しきそじょうひ[こうさい]】 Double-layered pigmented epithelium on the posterior aspect of the iris. The surface facing the posterior chamber is so heavily pigmented that no nuclei are visible.(虹彩色素上皮は瞳孔縁で互いに移行する2層の色素上皮で、毛様体縁で毛様体色素上皮つづく。眼杯すなわち眼球内膜の周辺部に相当し、網膜虹彩部ともいう。虹彩色素上皮層の細胞は特異な細胞で、核のあるレベルを境としてそれより後方、すなわち自由表面側の細胞質は大量のメラニン顆粒を含み、単層立方上皮様の配列を示すが、核よりも前方、すなわち基底側の細胞質はメラニン顆粒を含まず、細長い紡錘形の突起となり、虹彩支質と色素上皮層の接着面に平行に、虹彩のつけねから瞳孔縁に向かって走る。これが瞳孔散大筋そのものである。)