メニューのAnatomyはBook & Atlasにリンクしてあります。
鼓室【こしつ】 Oblique crevice situated medial to the tympanic membrane. It contains the auditory ossicles and communicates posterosuperiorly with the pneumatized mastoid cells and anterosuperiorly with the nasopharynx via the auditory tube.(側頭骨の錐体の中にあり、外耳道とは鼓膜によって境され、咽頭腔と耳管をもって交通する腔所である。鼓室の中には3個の耳小骨とその付属器があり、これらは鼓膜の振動を内耳に伝える役割を果たす。(解剖学辞典:山内昭雄) 鼓室は臨床的に故障が起こりやすい場所で、中耳炎の炎症がひろくなると乳突洞を経て乳頭蜂巣へ波及し、または錐体尖の方にも及ぶ。鼓室の各壁(各面)が、どのような構造物に接しているかまとめると:上壁(骨壁を隔てて中頭蓋窩に接する)、下壁(骨壁を隔てて内頚静脈の頚静脈上丘に接する)、前壁(耳管の鼓室口がある)、内側壁(蝸牛の骨壁が岬角を作る)。)
10-2.咽頭嚢
10-11.咽頭器管の要約
19-2.耳の発生
Band2(649)