A03_5_04_002

関節円板(胸鎖関節の)Articular disc of sternoclavicular joint(Discus articularis sternoclavicularis; Discus articulationis sternoclavicularis)

関節円板(胸鎖関節の)【かんせつえんばん(きょうさかんせつの)】 Interarticular disc which is attached inferiorly to the first rib and superiorly to the clavicle.(関節円板は、下方は胸骨と第1肋軟骨につき、上方では鎖骨に付着する。関節円板を備えた状態では、形態学的に球関節に近いが、その運動は主としてこの関節を中心にして鎖骨の肩峰端が円をえがく運動で、そのとき鎖骨の外側端の動きは、直径約10cmの円をえがく。これによって上肢の運動範囲が拡大される。関節包は前面と後面で強くなって、それぞれ前胸鎖靱帯、後胸鎖靱帯という。関節包の下外方には強い肋鎖靱帯があって、第1肋軟骨の上面と鎖骨内側端の下面を結ぶ。胸骨の関節面より上方にとび出した左右の鎖骨内側端を結ぶ靱帯は、鎖骨間靱帯で、胸骨の頚切痕の上方を横走して左右の関節包を連結する。)

Spalteholz

実習人体解剖図譜(浦 良治)

人体局所解剖図譜 I巻

人体局所解剖図譜 III巻

岡島解剖学

Pocket atlas of human anatomy

ネッター解剖学図譜

 

ページのトップへ戻る