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多裂筋【たれつきん】 Muscles passing in transversospinal fashion from the sacrum to the second cervical vertebra. Strong muscle fibers in the lumbar region. I: Posterior rami of spinal nerves of S4-C3.(回旋筋の表層に位置し、横突棘筋系である多裂筋は腰部でよく発達する。多裂筋の起始は仙骨背面、後仙腸靱帯、腰椎の乳様突起、胸椎の横突起、下位4個の頚椎関節突起からおこり、停止は起始である脊椎より1個上の頚椎の棘突起につく。機能として脊柱の伸展、側方屈曲、回旋の補助。骨盤の伸展と側方移動。神経支配は前脊髄神経の後枝。動脈は後肋間動脈と腰動脈の内側枝。肋頚動脈の深頚枝から受ける。さまざまな方向に羽状化した筋束のうち、深部のものは起始と停止が2椎骨を越え、浅部のものは3~5つ骨を越える。筋走行は胸椎の棘突起または仙骨、腰椎、頚椎の相同部付近から起こり、上位椎骨の棘突起へ斜め上内側法へ走る。深層の筋束は2個の椎骨を飛び越える。浅層の筋束は3-5個を飛び越える。起始域は第4仙椎から第4(5)頚椎に、停止域は第5腰椎から第2頚椎である。)
Band1(358)
Netter's Anatomy Flash cards(02-12)