A04_5_05_001

会陰筋Perineal muscles(Musculi perinei)

会陰筋【えいんきん】 These can be divided into the following two groups.(骨盤下口を閉ざし肛門および尿生殖洞をを開閉する筋群であり、肛門筋群(1~3)と尿生殖筋群(4~8)とに分けられる。(1)肛門挙筋:小骨盤の内壁からおこり主として肛門につく。閉鎖筋膜からおこる部分は肛門挙筋腱弓をなす。起始と停止の鎖により、腸骨尾骨筋、恥骨尾骨筋、恥骨直腸筋に区分され、また前tなんぶは尿生殖洞にも付着して前立腺挙筋または恥骨腟筋とよばれる。(2)尾骨筋:肛門挙筋の後方で仙棘靱帯の内面にある小筋。(3)外肛門括約筋:肛門挙筋より下方で肛門管を取り囲む輪状の横紋筋である。皮下部、浅部および深部の3部に分けられているが、その境界は不明確である。筋後端と尾骨尖端を結ぶ靱帯を肛門尾骨靱帯という。(4)深会陰横筋:尿生殖三角をふさぐ三角形の筋で、尿道球腺または大膳提瞻をいれている。(5)尿道括約筋:男では尿道隔膜部、女では尿道と腟とをかこむ輪状の筋。(6)浅会陰横筋:深会陰横筋の浅部でその後縁を横走する小筋。(7)坐骨海綿体筋:坐骨枝からおこり、陰茎(陰核)海綿体を包む。(8)球海綿体筋:尿道球または腟前庭を包む筋で、外肛門括約筋とは会陰腱中心を介して連なる。(1)と(2)は陰部神経叢の枝により、また(3)~(8)は陰部神経によりそれぞれ支配される。)

Spalteholz

Rauber Kopsch

Band2(259)

岡島解剖学

Pocket atlas of human anatomy

 

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