A05_1_03_076

乳歯Deciduous teeth(Dentes decidui)

乳歯【にゅうし】(乳歯は最初に生える1そろいの歯。乳歯が生えるにはほぼ規則正しい順序があり、先ず生後6ヶ月くらいで下顎の内側切歯が生え、次いで8ヶ月ぐらいで上顎の内側切歯、次に7~12ヶ月で外側切歯、12~16ヶ月で第1乳臼歯、15~20ヶ月で犬歯、20ヶ月~30ヶ月で第2乳臼歯と平均して生後6~24ヶ月で生え揃う。上顎・下顎で左右両側に、それぞれ5個ずつ、計20個ある。切歯2個・犬歯1個・臼歯2個の5個である。第2乳臼歯は、第2小臼歯(永久歯)にくらべて、頬側からみた幅がかなり広い。これは永久歯の正しい配列のために必要なスペースを生み出す。上・下顎の第2乳臼歯の遠心面(歯の奥の面)の上下の関係はターミナルプレーンと呼ばれ、第1大臼歯の萠出および第1大臼歯の初期の縫合状体に大きな影響力をもち、咬合の鍵をにぎる。)

Spalteholz

小解剖学図譜

人体局所解剖図譜 I巻

Moore人体発生学

01-1.発生の期間

20-5.歯の発生

Rauber Kopsch

Band2(013; 021; 033 )

岡島解剖学

Pocket atlas of human anatomy

ネッター解剖学図譜

 

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