A05_1_04_022

舌扁桃Lingual tonsil(Tonsilla lingualis)

舌扁桃【ぜつへんとう】 Lymphatic tissue aggregations dispersed irregularly along the margin of tongue.(舌根背面の粘膜は乳頭がなくなるが、逆に凸凹してくる。この凸状のふくらみが舌小包Folliculi lingulaeであり、この一つの舌小包の中央が、凹状に落ち込んだのが陰窩である。この陰窩は、口蓋扁桃ほど複雑ではなく、単管状の簡単なものである。すなわち、単一の舌小包と、それに属する単一の陰窩が、集団をなしているがゆえに凸凹に見え、そしてこの集団こそが舌扁桃そのものである。もちろん、舌小包の上皮は重層扁平上皮であり、この下層の固有層に数個のリンパ小節が陰窩に沿って存在するが、口蓋扁桃ほど多くはない。このリンパ小節の数の少なさおよび陰窩の単調性からして、舌扁桃とは口蓋扁桃を小規模にしたものと考えられる。)

Spalteholz

実習人体解剖図譜(浦 良治)

人体局所解剖図譜 I巻

Moore人体発生学

14-7.リンパ系の発生

Rauber Kopsch

Band2(048)

Eduard Pernkopf

Pocket atlas of human anatomy

現代の組織学 225; 249

R.V. Krsti?(HMA)

ネッター解剖学図譜

 

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