A09_1_01_015

黄体Corpus luteum(Corpus luteum)

黄体【おうたい】 Gland arising from the corpus rubrum. Fat droplets lend it a yellow appearance. It is an endocrine gland that secretes progesterone and estrogen.(黄体は排卵後の卵胞から生ずるが、黄体細胞の起源は2通りあると考えられている。その大部分は顆粒層細胞から生じ、顆粒層黄体細胞(granulosa lutein cells)とよばれてる。ほかの種類は黄体の周辺部にある小さい細胞で、卵胞膜黄体細胞(theca lutein cells)とよばれる。黄体細胞は副腎皮質束状帯の細胞に似ていて、非常によく発育した滑面小胞体と多数の脂質滴を含み、糸粒体は球形の大型のものが多く、クリスタは管状である。粗面小胞体も平行板状に並んだ群が斑点状に分布する。黄体ホルモン(progesterone)はこのよく発達した滑面小胞体と糸粒体の共働のもとに合成されると思われる。そのほかに300nm前後の暗調な球形顆粒がみられることがあり、開口様式で放出される像が得られている。この顆粒は黄体から分布されるという蛋白ホルモンであるリラキシンではないかという説がある。)

Spalteholz

Moore人体発生学

02-2.子宮,卵管および卵巣

03-1.着床の完了と胚子発生の継続

Rauber Kopsch

Band2(208)

Pocket atlas of human anatomy

現代の組織学 397; 401

R.V. Krsti?(HMA)

ネッター解剖学図譜

 

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